天狗と聞いてどういうイメージになりますか?

鼻が高くて、顔が赤くて、羽根がある。

そのくらいは、イメージできるかなって思います。

日本全国に、天狗に密接に関係する神社などもたくさんあります。

天狗という言葉が日本で最初に確認されたものとして720年に完成した

【日本書紀】にその名前が出てきます。

このサイトでは、天狗に親しみを感じてもらい、

【天狗×スピリチュアル】というテーマであなたの道を照らします。

天狗(愛宕山太郎坊)と神社

全国にある愛宕神社は、天狗と大きく関係しています。

↑こちらは、仙台の愛宕神社。

京都市右京区の北西部にある「愛宕山」の山頂に鎮座する「愛宕神社」は、全国に約900社を数える愛宕神社の総本社であり、「愛宕さん」とも呼ばれています。

このお山は、その昔、修験道の祖である役小角と、白山を開いた泰澄が愛宕山に登った時に、天狗(愛宕山太郎坊)の神験に遭って朝日峰に神廟を設立したのが霊山としての始まりだと言われています。

愛宕山太郎坊といえば、天狗界のナンバーワン、横綱です。

栄術太郎(えいじゅつたろう)という異名も持っています。

↑役行者(役小角)さん 

栄術太郎とは、「術をたくさん持っている太郎坊」という意味です。

その圧倒的な霊力で天狗の頂点に君臨したと言われており、愛宕山に現れたときも、9億4万あまりもの天狗の配下を引き連れていたと言われています。

天狗×スピリチュアル

天狗派遣をしていると、たまに、

「一人に一体、天狗がサポートにつけれるほど、天狗っているんですか?」

と聞かれることがあるのですが、太郎坊の配下だけでも、超余裕で日本の人口をカバーできるのでご安心ください。

愛宕山は修験道七高山の一つとされ、「伊勢へ七たび 熊野へ三たび 愛宕さんには月まいり」と言われるほど愛宕山は修験道場として栄え、愛宕山の修験者は「愛宕聖」や「清滝川聖」とも呼ばれました。

江戸時代にかけて愛宕修験がますます盛んになると、愛宕山白雲寺から勧請された愛宕社が全国に広まったのでした。

そんな太郎坊がいる愛宕神社ですが、古くから火伏せ・防火に霊験のある神社として知られ、「火迺要慎」(ひのようじん)と書かれた愛宕神社の「火伏札」は、京都の多くの家庭の台所や飲食店の厨房、会社の茶室などに貼られています

他にも、「戦勝祈願」「開運」「立身出世」「抜苦与楽」「火伏せ」「火災除け」などのご利益で有名です。

伊達政宗も熱心に信仰していたので、仙台の総鎮守(そうちんじゅ:その地域や土地全体を守る神社)は、愛宕神社です。

↑仙台の愛宕神社に祀られている天狗像。

愛宕さんの縁日

1月24日は愛宕神社の「愛宕権現」の縁日が行われる日です。

起源は不明ですが、毎月24日は「愛宕さんの縁日」と呼ばれていて、本日1月24日は「初愛宕」と呼びます。

さらに、その年最後の12月24日を「納めの愛宕」または「終いの愛宕」と呼びます。

毎月24日は、愛宕神社に参拝に行くか、愛宕山太郎坊にお礼のお祈りをしてみてください。

天狗が宿るモノ

福岡県豊前市のくぼてんくん。

今年も、全国各地の天狗に会いに行きましたが、鳥居の上や、神社の屋根の上にいたり、空を飛んでいたり、木の陰からこちらをのぞいていたりと、いろんなところに天狗がいました。

そんな山の神様、天狗さんたちですが、霊体として自由に移動しているものもいれば、とあるモノと一体化している(宿っている)こともよくあります。

どんなものに宿っているのかというと、

なんですよね。

木彫り天狗。
石、ではなく銅像。

こういった枝の上にいるのとは別に、木や石そのものと一体化していることがあるんです。

ちなみに、こういった天狗が腰掛けやすそうな木の枝は、天狗達が木に働きかけて作っています。

木たちも、「どうぞどうぞ!」と協力的です。

なので、天狗と相性の良い種類の木や石でできたアイテムを持っていると、天狗の応援を受けやすかったり、天狗から送られてくるエネルギーを宿しておきやすいです。

相性の良い木は、杉の木

石なら、隕石系です。

※他にもあるようなので、調査中です。

羽で出来た団扇を持っているので、羽にもエネルギーは宿りやすいです。

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